風ふくまで

いつもクルマのことばかり考えています

経済大臣と明かす一夜

あれは2011年3月13日のこと。 日本は大震災でてんやわんやしていた頃の出来事。 僕はジュネーヴにいた。 日本の様子は気になってはいたものの、僕は修了旅行の最中。 しかも最大の楽しみであるジュネーヴモーターショーを観に来ている。 フェラーリやランボ…

いすゞのこと知ってますか?

最近いすゞの自動車博物館が湘南藤沢にできたと言うので行ってみた。 いすゞなんて国内では乗用車部門から手を引いてから久しいので、何を今更作ったのか、とからかいに行くつもりだったが、外観がクリーンな印象で驚かされた。 自動車博物館系で例えるなら…

温故知新

先日、海外出張でメルボルンへ行きました。 まちで見かけるクルマは約半数が日本車で、日本では見なくなった80〜90年代の国産車もチラホラ。 熱狂的なファンがいるのか、何も考えずに乗っていたら時間が経っただけなのかはいさ知らず。

オートモビルカウンシルとやら

いよいよオートモビルカウンシルというイベントが今週末開催される。日本自動車文化のある種の集大成のようなイベント。日本もここまで来たかと思うと感慨深くて涙が出る。 http://www.automobile-council.com/蓋を開けてみなければ分からないが、おそらくこ…

スズキは悪くない?!

三菱に端を発した燃費計測データ改ざん問題は社長の辞任、日産のM&Aという形で一旦停止の様子。スリーダイヤが日本から消える日も現実味を帯びてきた矢先、スズキも燃費データを規定とは異なる方法で測定していたと釈明。暗雲立ち込める日本の自動車業界だが…

七曲がりシップスの発祥

水兵リーベ僕の船、七曲がりシップス、クラークか。理科系出身者ならずとも、日本人ならば一度は聞いたことがあるフレーズではないだろうか。原文の意味はともかく、これは多くの人にとって元素記号の序列を効率よく覚えるための"ジュモン"であったはずだ。 …

石炭全盛期の記憶

福岡県には炭鉱が数多存在しエネルギー革命前は東京や神戸に大量の石炭を移出するなど日本の工業化に大きな役割を果たした。あれから半世紀以上経ち、多くの福岡市民は石炭は筑豊地方(福岡県の内陸の方)で算出されており同一県内ながらも少し遠い地域の話…

Can't buy crown

新型クラウンの広告を見て思ったこと。 広告とは自社製品の販促に資することが第一の存在意義であるにも関わらず、頭から「Can't buy crown〜」という否定的な文言を並べるあたり只事でないと思った。 カタログを拝見すると冒頭からなんと12ページまでが「Ca…

初代の功績

tail to nose

花街の記憶

緩やかな下り坂を歩いていると、赤いシャツを着た5つくらいの坊主がこちらへ向かってきた。正面にはサッカーボールの画がプリントしてある。 坊主は、我々の前で立ち止まるや、後ろを振り向き、路地の奥へと進んでいく。 話しかけようとした途中でそっちへ行…

バカが考える新幹線

数年前、「バカ日本地図(http://www.chakuriki.net/japan/)」という、 ユーモアあふれる日本地図が一時ネットを賑わせた。 その頃、ヒマを持て余すボクは、"こいつの新幹線版なんかオモロいんやね?" とムダに徹夜して作ったものが、下記作品である。 2007…

Beautiful Japan

美しい日本を探しに、全国を旅してみましょう。 まずは京都です。 さすが、古都。繊細な地割が美しいです。 これは江の島です。 江の島は非常にPOPなんですね。 こちらの円形の土地は、米軍の通信所跡地です。 日本には未だにこのような場所が残っています。…

Le Ballon Rouge

Le Ballon Rougeとは邦題「赤い風船」で知られる、フランスの短編映画である。 この映画、ストーリー自体もさることながら、 50年代のパリを行き交うクルマたちが背景に映り、 60年経過した今となっては興味深い。 ■■■ 下記はパスカル少年が風船を所持してい…

凱旋門×旋回

まわるまわるよ 時代はまわる 2011年も数多の人生がまわり続けた凱旋門 年が巡って世が移れど時代と共にまわり続けるだろう